夢。
夢を見ている。
毎日見る夢。
終わりのない夢。
連敗記録。
15位以下。
赤く染まった世界。
誰かの泣き声。
選手の泣き声。
夕焼け空を覆うように、選手が泣いていた。
どうすることもできずに、
ただ落ちてゆく選手達の姿を見ていることしかできなかった。
だから、せめて…。
流れる涙を拭いたかった。
だけど、手は動かなくて…。
頬を伝う涙はピッチに吸い込まれて…。
見ていることしかできなくて…。
悔しくて…。
悲しくて…。
大丈夫だから…。
だから、泣かないで…。
言葉にならない声。
届かない声。
「…だから…」
それは誰の言葉だっただろう…。
夢が、別の色に染まっていく…。
「うん…降格、だよ」
